『裏金を受け取った議員は納税義務を!』岸田総理の答弁は

(武田一顕氏)施政方針演説の前に予算委員会をやるのは異例です。衆議院の事務局に聞いたら、「自分の知ってる限りでは初めてのことだ」と言いました。それぐらい珍しいことをやってるにもかかわらず、それに対してきちんと答弁の準備をしてこなかったってことですから、これで乗り切れると思ってるんでしょう。

――岸田総理は、『裏金を受け取った議員は修正申告をして納税義務を果たすよう命じるべき』という問いに対しては、「法律に従って厳正に対応させます」と答えています。また、「派閥を解散したら、派閥の繰越金(岸田派は約7800万円)をどうするのか」という質問に対しては、「まだ何も決まっていない。適切に処理したい」と答えています。

(武田一顕氏)納税については野党の立憲民主党とか、参議院では維新も追及してましたよ。数百万円でも1000万円でも、裏金だとすれば申告しなければいけないお金、納税申告をしなきゃいけないお金なんだから、何でそれをしなかったんだというのは相当追及ありましたけども、「法律に従って厳正に対応させる」と。全部一緒なんですよ。一覧表についてはこれから調査するとか、さすがに今日は『検討する』とはあまり言わなかったけれども、肝になることは何も答えないで、これからやります、待っててくださいと言って乗り切ろうとしています。