京都の踏切の対策は?市に聞いてみると…

 再び京都の“ななめ踏切”に行ってみると、この日も変わらず交通量は多いようです。地元住民らから「危険」と声が上がる中、道路を管理する京都市は対策に乗り出すことはないのでしょうか。

 (京都市建設局 村田昌寛担当課長)「都市計画道路(市道)の決定はされていまして、踏切部分のところは未整備となっております。(Q計画ができたのはいつ?)昭和3年(1928年)ですね」
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 実は約100年前から南北方向にまっすぐ市道を通す計画があり、踏切周辺の道路はほぼ完成したものの、踏切部分はまだ着工できていないといいます。

 (京都市建設局 村田昌寛担当課長)「(Qいつごろ完成する予定?)ばく大な費用や多くの時間を要することから、都市計画道路(市道)整備の事業化のめどは立っておりません」
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 市は注意を促す看板やLED照明などを設置したということですが、抜本的な対策とはなっていません。