神戸市にも“ななめ踏切” 高齢者が死亡する事故が発生
“ななめ踏切”をめぐってはほかの場所でも事故が起きています。神戸市灘区にある阪急神戸線の「篠原第二踏切」で1月23日、兵庫県警の警察官が注意を呼びけていました。
(警察官)「ここで事故があったんですね」
(通行人)「そうなんですか?」
(警察官)「人がお亡くなりになってしまって…」
ここも京都の踏切ほどではないものの、線路に対して歩道と車道が垂直ではない“ななめ踏切”です。去年10月、手押し車を押した94歳の女性が死亡する事故がありました。亡くなった高齢女性は線路に対して垂直に歩いているうちに、線路内に転倒したとみられています。
(兵庫県灘警察署 藤本章夫交通課長)「線路に対して道路がななめになっている状況です。段差に足をつまずかれたのか、手押し車の車輪が引っかかったのかは判然としていませんが、上り列車の軌道内に転倒されたという状況です。通常はななめに歩行者が渡っていくんですけれども、まっすぐ行って逸脱してしまったと」