被災地の観光を支援しようと大分県竹田市では名物の竹雛による新たな取り組みが始まっています。
2月に始まる岡藩城下町雛まつりに合わせて、竹田市観光ツーリズム協会では被災地を応援する企画を立ち上げました。それが、名物の竹雛を販売し、全額被災地の観光団体に寄付する取り組み。現在、竹雛づくりが進められています。
(竹田市観光ツーリズム協会・藤野めぐみさん)「竹楽のときに使った竹灯籠を祈り雛用に中を赤く色付けしている」
竹楽で使用した竹灯籠に和紙で折ったひな人形を飾った竹雛は「たけた祈り雛」と名づけられています。価格は1セット2200円で、2月10日まで限定100個が予約販売されます。
(藤野めぐみさん)「私たちもいろんな災害にあった際に多くの方に助けてもらったので何か役に立ちたいと始めた。少しでも明るい材料にしていただければと思う」
「これまでの支援の恩返しにー」数々の自然災害を乗り越えてきた竹田市の「祈り雛」には、被災地の復興への願いが込められています。