2023シーズン、パルセイロが奪ったゴールはリーグで6番目に多い…52得点。
長年の課題だった「得点力不足」に一定の改善が見られました。
しかし、攻撃の最前線=フォワードの選手が挙げた得点は、退団した山本大貴(ひろき)選手の8得点が最多。
ストライカーとしての一つの目安・2桁得点を挙げた選手は、フォワードでは2015年を最後に8年間現れていません。
原因の一つが「けが」です。

木原励選手:
「去年は怪我で最初からできないっていうのが続いていたんですけど、今年はいい形で入れていて」
フォワードのひとり、木原励(きはられい)選手。
J1の浦和レッズから期限付き移籍で加入した2023シーズンは、キャンプ中に負ったけがで出遅れ、出場はわずか4試合…無得点に終わりました。
移籍期間を延長し、まずはプロ初ゴールを目指します。

木原励選手:
「昨シーズンの終わり頃から、来年に向けての体作りを始めていて、自分自身、体も少しずつ大きくなってきているのかなって思っているので、今年こそ点を決めてパルセイロをJ2昇格に導けるようにしていきたいです」