そして高木監督が、キャンプで大切にしていることがあります。

コミュニケーションです。


高木理己監督:
「キャンプのメリットとしては、同じ釜の飯を食う…じゃないですけども、己を知ってもらうし、他者を知るというところ。そこの関係性を深められるってことがこのキャンプの一番の目的だと自分は考えているので」

トレーニング中、積極的に声を掛け合う選手たち。

プレーの質とともに、チームの連帯感もしっかりと高まっています。

そして宿舎でも…

4人1部屋で過ごし、互いの理解を深めます。

キャンプ4日目の22日は、初めてのトレーニングマッチ。

J2の藤枝MYFC(ふじえだまいえふしー)を相手に、全選手に出場機会を与え、30分3本で対戦しました。

2本目、杉井のクロスを、2023シーズンはけがに泣いた木原がヘディングで決めて先制!

さらに、27日に行われたJ3・YSCC横浜とのトレーニングマッチでは進が2得点を挙げ、「エース争い」が熱気を帯びています。

高木流で悲願のJ2昇格へ。

開幕までの1か月でさらにチームの完成度を高めていきます。


高木理己監督:
「パルセイロ史上で一番強いチームをあてないと今年のJ3リーグは勝ち上がっていけないのではないかと思っているので、それなりの覚悟を持って、それ相応の覚悟を持って進んでいかなければならないなと」
「足りない部分はいっぱいありますから、それを何としても身に付けていきたいなと考えてます」

パルセイロは2月1日までの1次キャンプに続いて大阪や静岡でキャンプを行い、2月25日のFC大阪との開幕戦に備えます。