能登半島地震により運休が続いていた能登空港で復旧工事が終わり、27日から能登・羽田便の運航が再開しました。

記者
「羽田を出た飛行機が能登空港に今着陸しました。地震後1か月ぶりに運用再開されます」
午前11時半前、羽田便が能登空港に着陸。帰省客やボランティアの参加者らが続々と空港に降り立ちました。能登空港は1日の地震により滑走路にひび割れが見つかったことから運休が続いていて利用者からは再開を心待ちにしていたという声が聞かれます。

東京の娘の所へ行く人
「ちょっと娘の所へしばらく行く。これを毎日楽しみに待っていた」
東京から来た人
「1月1日は帰省していたが、1度東京に仕事もあり息子もいたので帰った。きょうやっと飛行機が飛ぶので来た。申し訳ない気持ちしかない。自分だけ温かいし水出るし」
全日空によりますと、再開初日の27日は羽田発の便に62人、能登発の便に63人が搭乗したということです。能登空港の羽田便は来月末まで週3回、1日1往復の臨時ダイヤで運行し3月以降は被災地の復旧状況などを踏まえて判断するとしています。