能登半島地震からきょうで27日目です。石川県の被災した一部の自治体では、きょうからボランティアの受け入れが始まりました。
きょうからボランティアの受け入れが始まったのは、石川県の七尾市、穴水町、志賀町の3つの市と町で、七尾市では午前9時頃、金沢市から17人のボランティアを乗せたバスが到着しました。
ボランティアの参加者は、グループに分かれて、壊れたり、泥で汚れたりして使えなくなった家具や畳など、災害廃棄物を回収する作業を行いました。
ボランティアを頼んだ人
「自分たちだったら、どうしていいか分からなかったので安心しました」
東京から参加したボランティア
「トロフィーとかもあって、思い出のある品物も多いので悲しい気持ちになる。自分にできることは精一杯したい」
また、志賀町には43人のボランティアが入り、被災した住宅から壊れた家具などを運び出しました。
ボランティアを頼んだ人
「ありがたいです。友だちに(頼む)といっても、みんな被災しているので」
記者
「志賀町の野球場です。こちらでは、ご覧のように災害廃棄物を持ち込む住民の長い列ができています」
志賀町では、町の野球場を災害廃棄物の仮置き場にしていて、ボランティアは住民が持ってきた廃棄物の荷下ろしの手伝いなども行いました。
ボランティアを頼んだ人
「楽ですね。今までは1人で全部やらないと」
県によりますと、きょうは3つの市と町で合わせて75人のボランティアが活動したということです。石川県のボランティア募集の窓口には、県内外から1万5300人が登録していて、支援の輪は全国に広がっています。
一方で、被害が甚大な珠洲市・輪島市では、ボランティア受け入れのメドは立っておらず、受け入れ態勢の整備が課題となっています。
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