能登半島地震で各地で断水が続くなか、被災地では下水道の点検が完了したカ所の7割で被害が見つかったことがわかりました。
石川県は27日、奥能登地区の下水道について全体の77%にあたる320キロで点検が完了し、そのうち71%で被災していたと発表しました。県は、現在進めている水道の復旧と共に上下水道一体での早期復旧を目指します。

また、手取川を水源として七尾市まで繋がる県の水道用水供給事業、いわゆる県水については29日に七尾市の藤橋供給点まで復旧する予定です。七尾市ではこれまで水道の完全復旧を4月以降としていましたが、県は、県水の復旧で早まる可能性があるとしています。