能登半島地震で被災した石川県の一部の市や町では、きょうからボランティアの受け入れが始まります。

穴水町では、きょう本格的なボランティアの受け入れが始まり、きのうは社会福祉協議会の職員が町内の住宅を回り、ニーズなどを調べました。

職員らは使えなくなった冷蔵庫と冷凍庫を災害廃棄物の処理場に運ぶなどしました。

住民
「助かります。家の中はたんすとか、みんな倒れていたので全部起こしてもらった。(夫と2人では)重くて全然動かなかった」

穴水町や七尾市、志賀町ではボランティアの受け入れが始まりますが、建物の被害が大きかった輪島市や珠洲市では、まだ住民のニーズを把握しきれておらず、そのめどは立っていません。