2月3日の節分の日にちなんだ「恵方巻」の話題です。青森県五所川原市の観光施設が新たな恵方巻作りに取り組み、青森県出身の文豪=太宰治(だざい・おさむ)が好んで食べていたとされる「筋子納豆(すじこなっとう)」が恵方巻として「巻き寿司」になりました。
恵方巻作りに取り組んだのは五所川原市金木町にある観光物産館「産直メロス」です。津軽地方の食材として注目したのは…、
※「HUMANLOST」より
「私は、筋子に味の素の雪きらきら降らせ、納豆に、青のり、と、からし、添へて在れば、他には何も不足なかつた」
五所川原市金木町出身の文豪・太宰治の作品にも登場し、太宰も好んで食べていたという「筋子納豆(すじこなっとう)」を具材として使用。
キュウリを添えて海苔と酢飯で巻いたもので、直径5センチ、長さ10センチほどの「恵方巻」となりました。
※「産直メロス」食堂担当 渋谷信人さん
「(海苔巻きに)入れるものを統一して調和するように作ってみたが、意外に太宰が好きで食べていただけあってすっきりはまっておいしく出来ました」
ほかにももう一品。醤油で味付けされた根曲がり竹に鰹節をふりかけ、若生(わかおい)コンブで巻いた、「若生(わかおい)こんぶ巻き」です。
「筋子納豆の海苔巻き」とセットで「太宰治の好物恵方巻」として販売されます。「産直メロス」では、2月1日から3日間限定で、毎日30パック販売することにしています。