考案者は「誰が誰かさっぱり…」
齋藤おじさんの属性は「元体育会系・昭和アイドル系」。消防士として活躍した齋藤さん。退職後は、「男の隠れ家」と名付けた趣味の部屋で、音楽や絵画を楽しむのが日課です。

そんな地域のおじさんを紹介する「岩代おじさん図鑑」を考案したのが、二本松市役所岩代支所の有野真由美さんです。地域おこし協力隊として、3年前に岡山県から来ました。

二本松市役所岩代支所・有野真由美さん「年恰好も似たような感じだし、マスクもしていて名前も似た人が多くて、誰が誰かさっぱり分からなかった。しばらく仕事をするうちに人柄や魅力がわかるようになって、おじさん識別能力がついて、ここでできることってなんだろうって」
人口およそ5900人の岩代地区。65歳以上の割合は約48%と、高齢化や過疎化が進む地域です。そんな岩代地区に人を呼び込みたいと作ったのが「岩代おじさん図鑑」でした。