盛岡市の幼稚園で市内で作られているフルーツ「アロニア」に興味を持ってもらおうという食育イベントが26日開かれました。自分たちで作ったアロニアのゼリーはどんな味だったのでしょうか。

盛岡市の砂子沢地区で作られているアロニアについて学んだのは、市内のスコーレ幼稚園に通う年長の園児124人です。
26日はPRに取り組む「盛岡アロニア同盟」の田村瑠さんが訪れ、クイズなどでアロニアの魅力を紹介しました。

「アロニアはどのフルーツの仲間でしょうか?」
「ブルーベリー!」
「正解は・・・リンゴの仲間です!」

園児たちは試食でアロニアの苦みや酸味を体験し、舌を黒くする成分には目に良いとされるアントシアニンが含まれていることも学びました。
そしてお待ちかねの給食の時間です。子どもたちは前日、リンゴジュースにアロニアの原液を混ぜてゼリー作りをしました。ゼリーはアロニアに含まれるアントシアニンの色素できれいな赤紫色に。このゼリーをデザートで頂きました。

盛岡市のアロニアは生産者の高齢化が課題となっていて、盛岡アロニア同盟の田村さんは、「まずは子どもたちに愛着や興味を持ってほしい」と話していました。