
津野田社長:
「見た目ですね陶器に見えるんですけど、ゴムでできたマグカップでして。なので、落としても割れない。なので子どもの方からですね、お年寄り、ちょっと障害がある方とかでも安心して使える製品になってます」

長与町の伝統工芸「三彩焼」のマーブル模様を再現したマグカップです。耐熱性が高いシリコーンを使っていて230度まで耐えることができます。

このカフェを運営している社会福祉法人「光彩会」から障がい者の賃金がなかなか上がらないという課題を聞き、施設の利用者と作ることにしました。

津野田社長:
「長与町ってベッドタウンなので、産業があんまりないんですよね。利用者さんと自分たちみたいなものづくりがコラボすることで何か長与からプロダクト開発、産業ができればなっていうふうに思ってます」
津野田ゴム加工所の技術が広げる新たな地平

生活のあらゆるところに使われているゴム。
津野田さんはゴム製品づくりに誇りとやりがいを感じています。

津野田社長:
「縁の下の力持ちですかね。やっぱりいろんなインフラを支えているっていうところ。全然目には見えないんですけども、それでも大事な部品。これから県外のお客様に、自分たちの製品とか技術を提供できるように。田舎だけども、田舎から全国に出ていく、そういうポジションになりたいなと」

変幻自在な素材と柔軟な発想力を強みに。
小さな町工場のふか~いゴム愛はこれからどんな製品を生み出していくのでしょうか。