岩手県内2番目の車両台数を持つ「岩手中央タクシー」(盛岡市)が破産に向けて準備を進めていることがわかりました。

岩手中央タクシーによりますと、1月いっぱいでの破産に向けて手続きを進めているということです。
盛岡市開運橋通に本社を置く岩手中央タクシーは1952年に設立され、盛岡市と花巻市で合わせて79台のタクシーを運行していて、岩手県内のタクシー事業者の中で2番目の規模です。
新型コロナウイルスの影響で売上が減少するなどして厳しい経営が続く中、車両や営業所を減らすなどして経営のスリム化を図ってきましたが、今年に入って社会保険料の滞納に伴い一部車両が差し押さえられ、営業の継続が困難になりました。
従業員85人は解雇される見通しです。
岩手中央タクシーはIGRいわて銀河鉄道の利用者に向け岩手医大や県立中央病院までの定額プランも実施していて、こうしたサービスを引き継げる事業者や従業員の再就職先を探しているということです。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと岩手中央タクシーの負債総額は約3億6768万円で、従業員は1月31日付で事業を停止し、2月1日に破産申請を行うということです。