新潟県警の警察学校で26日、卒業式が開かれ48人の新人警察官が決意を新たに職務をスタートさせました。

新潟市 西区の県警察学校。地震の影響で体育館が使えず卒業式は講堂で行われました。

【卒業生代表 渡邊花子 巡査】「県民の期待と信頼に応える警察官となるべく誠心誠意努力する所存です」

26日に卒業するのは18歳から33歳までの48人。
県警の山田知裕 本部長は「何のためにこの仕事を志したのかを自覚し、失敗を恐れず積極果敢に立ち向かってもらいたい」と訓示しました。

【梅田悠貴 巡査(26)】「自分には子どもがいまして、子どもたちの未来を守りたいという思いで警察官を志したのが一番のきっかけ」

【内谷きらら 巡査(19)】「県民の方から信頼される警察官になりたいと思っている。そのために県民に寄り添った対応をしたい」

最後は学校生活を指導してきた教官が卒業生を見送ります。
「泣くな!頑張れ!」

「気合入っていたいい卒業式だったね。お前だったらどこ行っても大丈夫だと思うので元気出して頑張ってください」

卒業生にも…教官の目にも涙が。

卒業生は、10か月間厳しい指導を受けてきました。

「もうどうなることかと思いましたよ。ちょっと最初はおれ諦めていたけど。大丈夫だったね。頑張って」

県民の命と暮らしを守るため、48人の卒業生はさっそく県内各地の交番に配属され警察官としての新たな一歩を踏み出します。