宮城県内は、24日夕方から雪が強まり、仙台ではこの冬一番の積雪となりました。

25日午前1時頃、仙台市太白区茂庭台の住宅地にも除雪車が出動しました。今シーズン、山沿いでは既に除雪車が出動していますが平地での出動は初めてです。仙台市内では未明から朝にかけて68台が作業を行ったということです。

最も積もった時の雪の深さは、大崎市古川で14センチ、仙台で13センチなどとなっていて、仙台ではこの冬一番の積雪になりました。こうした中、仙台市太白区八木山では…

伊藤諒気象予報士:
「こちらの車、空転してしまって、なかなか前に進むことができません」
シャーベット状の雪が残る坂道ではスリップする車が相次ぎました。

登校する高校生:
「滑らないように慎重に歩いてきました」

大雪の峠は越えましたが、25日午後も西部を中心に積雪が増える可能性があります。交通への影響に注意するとともに、急に積雪が増えた西部の山沿いでは、なだれにも注意が必要です。