地震の揺れを逃す木造伝統工法の「貫工法」だが・・・

一方、住宅の耐震化はどうなっているのか…

2018年に自ら改装した古民家で飲食店をオープンした、金丸文武さん、奈緒さん夫婦に話を聞いてみると…

(金丸文武さん)
「僕らの理想で吹き抜けで開放感のあるというふうにすると、どうしても強度下がってしまうので、大工さんに聞いて『これは大丈夫か』『ここはここまで抜いていいか』とか、『これはあったほうがいい』みたいなのは、きちんと話し合いながら作った感じですね」

この地区の昔ながらの建物は、木造伝統工法の貫工法が用いられていて、地震の揺れを逃がす造りになっています。

ただ、耐震診断は行われていないということです。