福岡を代表する夏祭り博多祇園山笠はけさ、3年ぶりにフィナーレの「追い山笠」が行われ、勇壮な山笠が早朝の街を駆け抜けました。

午前4時59分、福岡市博多区の櫛田神社では、今年の一番山笠「恵比須流」が清道に入り、山笠を奉納。一番山笠のみに許された
「博多祝い唄」を高らかに歌いあげました。その後、5分ごとにあわせて8基の山笠が次々とスタート。法被を着た男たちは「おいさおいさ」の掛け声とともに、およそ1トンの山笠を担いで博多のまちを駆け回りました。

3年ぶりとなる「動く山笠」を見ようと、沿道には早朝にも関わらず多くの見物客が詰めかけ、声援を送っていました。