インバウンドの回復とともに『白タク行為』が深刻化している。取材班は白タク行為の実態を確認すべく、関西空港を出発した1台の車を追跡した。車はどこへ向かったのか、また記者の追及にドライバーが語ったこととは。

一般車送迎スペースに『白タク』とみられる車の列

 新型コロナウイルスが5類に移行した後、関西空港はすっかりと賑わいを取り戻していた。去年12月にその様子を取材すると。

 (アメリカから来た人)「ラスベガスから来ました。10日間滞在します」
 (インドネシアから来た人たち)「タコヤキ、オコノミヤキ、ドラヤキ。ドラえもん!(Qエンジョイ?)エンジョーイ!」

 しかしインバウンドの回復とともに今あることが問題となっている。それが『白タク行為』だ。
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 (記者)「関西空港の一般車乗り場に白ナンバーの高級ミニバンがずらりと並んでいます」

 関空到着ロビー近くの一般車送迎スペース。外国人から人気だという高級ミニバンやワゴン車が列をなして止まっている。これらの多くは白タクとみられる。白タク行為とは、営業許可を得ていない自家用車である白ナンバーの車が、客から運賃を受け取り客を乗車させることだ。

 そもそもタクシーなどは国土交通大臣の許可を得て緑ナンバーが取り付けられていて、白タク行為は道路運送法で禁じられていて、違反すると3年以下の懲役や罰金となる。