派閥からの1182万円は取り扱い方針が未確定のまま渡されました。




長崎知事(20日の会見):
「処理未確定の資金として派閥、志帥会からお預かりをしている。要は預り金のようなものとして認識をしておりました」
「グレーなものは受け取ったままにするべきではなかったと考えます」

これに対し江藤教授は報告書に記載できない、つまり公に処理できない「グレーな金」は、そもそも受け取るべきではなかったと厳しく指摘します。



大正大学 江藤俊昭教授:
「不透明な金についていくら幹部が言ったって、もらわないという事が一つありますよね。国民の方、県民の方を見るとすればグレーなところに手を出さないような姿勢や覚悟は必要だったと思いますね」



さらに都道府県の知事に就任した場合、政党を離党するのが慣例ですが、長崎知事は2019年の初当選以降現在も自民党籍を持ち、派閥に所属している点も特徴的だとしています。



大正大学 江藤俊昭教授:
「党籍を持っているというのは珍しい知事ですよね。しかも二階派に入っているという中で政治の論理、自民党の論理の中にどっぷりつかっていたという事ですよね」