沖縄バスは、東陽バスが保有する全株式を取得する契約を結んだと発表しました。
沖縄バスが全株式を取得する契約を結んだのは、南城市に本社を置き、本島中南部を中心に路線を運行する東陽バスです。
沖縄バスによりますと、かねてから東陽バスが抱えていた後継者が見つからないなどの事業継承の課題解決や、競合路線を持つ2社が連携して協力することで利便性の向上が期待できるため、双方が納得するかたちで株式譲渡の契約に至ったということです。
突然発表された東洋バスの株式譲渡に、利用者からは様々な声が聞かれました。
東陽バスの利用者
「びっくりしました。(路線が減らないか)ちょっと心配ですね」
「1時間に1本しか乗れない時があるので、それを逃したらまた1時間後とか。待たなきゃいけないから、便はこれ以上は減らさないで欲しい。1時間に2本ぐらいあるとありがたいが」
東陽バスの社名や車両のデザイン、従業員の雇用、さらに路線について沖縄バスは「現状が維持される」としています。