ロシア領内への無人機による攻撃が続くなか、ウクライナ側は無人機を1250キロ飛行させて、石油施設を攻撃したとし成果を強調しています。

ロシア国防省は19日、ウクライナと国境を接する西部ブリャンスク州でウクライナが無人機による攻撃を行い、ロシア側が撃墜したと発表しました。地元知事はこの攻撃により、石油貯蔵施設で火災が発生したとしています。

ウクライナ側は18日にも、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの石油施設に無人機で攻撃を行ったとし、カミシン戦略産業相は「無人機は1250キロ飛行した」と成果を強調しました。

このほか、ウクライナメディアは無人機1機がプーチン大統領が所有するとされる別荘の上空を飛行したと伝えました。

ロシアの独立系メディアはサンクトペテルブルクへの無人機による攻撃は初めての可能性があると報じていて、ロシア側は警戒を強めているものとみられます。