自然豊かな広大な土地でブドウの栽培から醸造までを手掛ける石川県穴水町の「能登ワイン」。能登半島地震の影響で、およそ1万リットルの赤ワインがタンクから流れ出すなど大きな被害を受けました。

石川県穴水町旭ヶ丘にある「能登ワイン」は、穴水町の特産品としても知られています。

能登ワイン 丸山敦史営業課長
「これ。ガチっと閉まってるけど、これ1万リットル入ってた。重さで言うと10トンなんですね。ワインが振動で揺られて緩んで、ここからワインが全部抜けてたというか・・・」

年明けから瓶詰め作業に入る予定だった赤ワインですが、1日の地震で全体の7分の1に相当する量が流れ出してしまいました。影響は、これだけに留まりません。

能登ワイン 丸山敦史営業課長
「出来ないです。瓶詰めラインを動かす時には水で洗浄しないといけない。いくらワインや瓶があっても瓶詰めできない。まず水が来ないと製造できない」

水道の復旧の目途が立たずワインの製造が出来ない中、丸山さんは能登ワインを待ち望む人たちからの暖かいメッセージに勇気づけられるといいます。

能登ワイン 丸山敦史営業課長
「『まだまだ発送できる段階じゃないと思うけれど、ゆっくり待っているから落ち着いたら発送して下さい』『楽しみに待っていますよ』と、暖かいメッセージ送って頂いている感じですね。これ励みになりますよ。僕らも前に向いて進もうと思う。勇気とか力になりますし、これを励みにして、一歩一歩前に向けて取り組んでいるところですね」

全国からの暖かい応援を受け、能登ワインではことしのワインづくりに向けた準備がはじまっています。