入浴剤と言っても、今はさまざまな種類が販売されていて、どれ買えば良いのか分からない、それくらい売り場が充実しています。今回は入浴剤のさまざまな疑問に、答えていきたいとおもいます。
入浴剤“ぽかぽか術” 医師のおすすめは?
熊崎風斗キャスター:
入浴剤について、どういう効果があるのか。そして、どんな種類があるのかについて見ていきます。
まず入浴剤のタイプを見ていきます。教えてくださるのは、入浴を医学的に研究されている入浴剤のエキスパート・東京都市大学教授・医師の早坂信哉さんです。

入浴剤は大きく分けて2種類あり、身体を温める「ぽかぽか系」と肌を保湿する「しっとり系」です。パッケージを見れば大体わかるということですが、どこを見るとわかるのかというと、医薬部外品と書いてあると「ぽかぽか系」、浴用化粧料と書いてあると「しっとり系」であることが多いということです。

今回は「ぽかぽか系」について見ていきます。
「ぽかぽか系」も、無機塩類系、炭酸ガス系、薬用植物系の3種類に分かれるということです。
無機塩類系:主に粉末、顆粒
炭酸ガス系:錠剤・粒状で“シュワシュワ”
薬用植物系:ショウブ・ユズなど薬草入り

この中でも早坂さんがおすすめするのは、炭酸ガス系なんだそうです。
“シュワシュワ”の泡を体に当てたりする行為自体は「あまり効果がない」ということで、ちゃんと全部溶けきってお湯としっかり混ざり合ったときに最大の効果が得られるということです。
