仙台医療圏の4病院再編構想を巡り19日、宮城県議会常任委員会に専門家が参考人として出席し、構想の必要性などについて説明しました。
県議会環境福祉委員会に出席したのは、県の地域医療構想アドバイザーを務める東北大学大学院の藤森研司教授です。藤森教授は、仙台医療圏に病院が集中し病床稼働率が低下していることなどを理由に病院再編の必要性を訴えました。

県は、4病院再編構想のうち仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合について病院側と基本合意を結んでいます。議員からは病院の移転に関し心配の声があがりました。

渡辺勝幸議員:
「大きな2つの病院が地域からいなくなってしまう。とりわけ救急搬送については仙台市内の医療体制では不安が大きい」
県は、再編構想について、3回目となる住民向けの説明会を26日に青葉区の台原地区で行う予定です。














