1月20日は二十四節気の最終節で、一年で最も寒さが厳しくなる「大寒」です。南岸低気圧の影響で、関東甲信地方では大雪となる可能性もあります。
19日(金)夜に東シナ海付近で前線が発生した後、20日(土)夜には、上空の気圧の谷に対応し、九州の南付近で前線上に低気圧が発生。この低気圧=南岸低気圧は、21日(日)にかけて発達しながら本州南岸付近を東北東に進み、関東地方に近づく見込みです。

この南岸低気圧の影響で、関東甲信地方では、20日夜から21日にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となる所がある見込みです。20日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で5センチ、その後、22日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で30センチから50センチと予想されていて、関東地方南部の平地でも、多い所で1センチから5センチと見込まれています。
積雪による交通障害や路面の凍結にも注意・警戒が必要です。また、ビニールハウスなどの倒壊、架線や電線、樹木への着雪、なだれに注意が必要です。