能登半島地震の被災地に派遣されていた宮崎県警察本部の広域緊急援助隊が宮崎に戻り、隊員たちが活動内容を報告しました。
隊員たちが語ったのは、壮絶な被災地の現状、そして、備えることの重要性でした。
今回の地震を受け、県警からは援助隊と機動警察通信隊のあわせて26人が、今月16日までの6日間、石川県輪島市に派遣されました。
援助隊は、主に孤立している集落で住民の安否確認や現地調査などにあたりましたが、道路の損壊や土砂崩れなどで車で通れない場所も多く、歩いて現場まで向かうことも少なくありませんでした。
(宮崎県警広域緊急援助隊 永岡栄作小隊長)
「道なき道をどんどん進むと、やっとたどり着いたところが、もう見る限り、山がもう地すべり状態ですね。(家が元の場所から)100メートル下に地すべりした状態で土砂に埋まっている状態ということです。そういった現場が一番印象に残った」
一方、初めて災害派遣に参加した阿部駿也隊員は、兵庫県の部隊と一緒に孤立集落の住民をヘリコプターで救助しました。
(宮崎県警広域緊急援助隊 阿部駿也隊員)
「被災者の方は不安な気持ちもあったと思いますので、私たちが声をかけをして安心したと言ってもらえましたので、そういった安心を与えられたのは、救助できたのはよかったなと思います」
南海トラフ地震など県内でも大規模災害の発生が懸念されるなか、隊員たちは、日ごろの「備え」の重要性を改めて感じていました。
(宮崎県警広域緊急援助隊 永岡栄作小隊長)
「有事に備えるということです。日ごろからそういった備えを県民の方もしてもらって、私たちも有事に備えて、しっかり励んでいきたい」
県警は今後も要請に応じて派遣を続けたいとしています。
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