世界文化遺産登録を目指す『佐渡島(さど)の金山』ですが、島内では観光客が島を回るために必要なバスやレンタカーなどの運転手や車両の不足問題に直面しています。世界遺産に登録となれば、観光客の増加も見込まれる中、対応を急ぐ行政や民間の取り組みを取材しました。
佐渡金山のお膝元・相川地域の京町通りには、趣ある建物が並びます。

相川車座 岩崎元吉士 代表
「こちらは昔、鉱山住宅だった建物ですね。宿泊施設が足りないということで、佐渡市と車座と協力して、こちらを一棟貸しのホテルにしようかなという計画です」

相川地域のまちづくり団体『相川車座』の代表・岩崎元吉士さんです。
車座は『佐渡島(さど)の金山』の世界文化遺産登録後の宿泊需要を見込み、佐渡市などと協力して相川地域の古い建物を宿泊施設に改修しています。こちらの建物も6月末に開業予定です。

相川車座 岩崎元吉士 代表
「間取りも昔の人のサイズになっているので、今のサイズよりずいぶん小さいので楽しいかと思います」