島根県松江市にある島根原子力発電所で工事をする作業員2人が、危険業務の従事者に義務付けられた安全教育を受講しないまま、作業をしていたことが分かりました。


中国電力によりますと去年8月、外部からの情報提供で、島根原発で工事にあたる作業員2人が労働安全衛生法で受講が義務付けられている安全教育を受けていなかったことが分かりました。

2人は、島根原発内で鉄鋼材料を磨く作業にあたっていて、粉じん作業の特別教育を受ける必要がありました。

作業の請負会社が委託した教育機関から作業員にテキストと修了証が送られ、その後、講習を受ける必要がありましたが、教育機関が講習の実施を失念していたということです。

10月以降2人は作業から外れていて、中国電力は、構内で作業するすべての請負会社に対し、安全管理を徹底するよう注意喚起したということです。

中国電力島根原子力本部によると、今回の件は原子力安全に支障はなく、8月に再稼働を目指す2号機の審査や作業日程に影響はないとしています。