自民党・岸田派が派閥パーティーの収支を記載していなかった問題を踏まえ、岸田総理は派閥を解散する意向を固めました。
岸田派では政治資金パーティーなどをめぐり、2020年までの3年間でおよそ3000万円の収支が記載されていないことがわかり、東京地検特捜部はきょうにも当時の会計責任者を立件する方針を固めています。
関係者によりますと、岸田総理はこの問題を重く受け止め、派閥を解散させる意向を固めたということです。
ある岸田派幹部は「国民の信頼を回復するのはこの方法しかない」と理解を示していますが、他派閥の幹部からは「こんなので派閥を解散されたらたまったもんじゃない。迷惑だ」と反発する声も上がっています。