大手電気機器メーカーパナソニックのグループ会社は、福島市にある工場について建物の老朽化などを理由に、来年5月末に閉鎖することを発表しました。450人いる従業員の今後の雇用については検討中としています。
パナソニックコネクトの担当者「2025年5月末日をもって、大変残念ではございますが福島工場を閉鎖することを決定しました」

閉鎖が決まったのは、福島市太平寺にある「パナソニックコネクト福島工場」です。
閉鎖の理由についてパナソニックコネクトは、工場としてのインフラの老朽化が著しく、建物は今後使用するにあたって安全性を十分に確保することは困難としています。
パナソニックグループでは、工場の建て直しも視野に検討を進めていましたが、総合的に判断して来年5月末での閉鎖を決めたということです。
福島工場では、従業員450人を雇用していて、18日、閉鎖について伝えられたということです。
福島工場に勤務する人「夕方ごろに話があって、初めて聞いた話だったのでびっくりして、周りの方々もざわついていた」
今後の雇用について会社側は、「一人一人と向き合いたい」としていて、配置転換も含め検討するとしています。














