南海トラフ地震が発生した場合、「香川県と市や町が連携して対応にあたろう」と災害対策訓練が行われました。

(訓練)「道路が土砂崩れで使えない状況」

南海トラフ地震により、香川県では震度6弱の地震が発生、津波の被害が出た想定で行われた訓練で、県庁の対策本部と市や町をリモートで結んでの情報共有なども行いました。

元日に発生した能登半島地震では道路が寸断され、半島が孤立する状態になっていて、香川県でも同様の状況を想定した対応が求められています。

(香川県危機管理課 青井常治防災指導監)
「やはり地域によっては、孤立する可能性がある場所というのがありますので、そういったところに適切な対応をすることが必要と考えております。

香川県では、島しょ部に想定していた災害時の対応を半島が孤立した場合への備えに活かしたいとしています。