17日、タレントの紗栄子さんが自身のインスタグラムを更新し、自らが主宰する団体「Think The DAY」として、能登半島地震で被災した牧場の給水支援に向かったことを報告しました。

紗栄子さんは「一昨日は、内灘の『ホリ牧場』さんの従業員の皆さんや地域の方たちに、お水を400ケースお届け致しました。」と報告。「私がホリ牧場の状況を知った時には、水を飲むことができなくなった300頭の牛たちの命が危ぶまれており、スタッフの皆さんも毎日給水ポイントまで水を汲みに行きながら対応しているとのことでしたが、1日50tのお水を必要とする中で、全く追いついていない状況とのことでした。」と状況を説明しています。

充分な水を与えられなくなった牛たちは餌を食べられずに苦しみ、生乳を搾っても出荷できる品質にはならず廃棄せざるを得ないとのこと。紗栄子さんの聞き取りに対しホリ牧場の方は「『牛たちのお水を...』ということだけ。」という切実な状況だったといいます。
紗栄子さんは「スタッフの皆さんや内灘の皆さんの飲料水となるお水をまずはお届けした上で、その後私たち @_thinktheday スタッフ、そして共に物資の調達や搬送をしてくださっている二本松物流さんも一緒に、牛や馬、山羊やうさぎたちに必要とされるお水の給水のお手伝いをさせていただきました。」と、給水支援を行なったと明かしました。
そして「今、 @_thinktheday では内灘エリアで使用する給水車の手配を進めております。1台は確保することができる目処が立ち、手続きが整い次第現地にお届け致しますが、まだまだ足りておりません。」「給水車の販売、もしくはレンタルなどのご協力をしてくださる自治体や企業様がいらっしゃいましたら、私や@_thinktheday のダイレクトメッセージにご連絡いただければと思います。」と、給水車を援助してほしいという強い思いを発信しています。

紗栄子さんの団体「Think The DAY」は被災者支援のみならず、引退した競争馬たちを保護するファーム経営などの動物福祉も手掛けており、「人も動物も同じかけがえのない命です。」と宣言して、今回の支援を呼びかけています。
【担当:芸能情報ステーション】