能登半島地震で新潟県内は家が傾くなどの被害が出ています。こうした傾いた家の調査を、東日本大震災後でも住宅の地盤改良工事を行った長岡市の企業が始めました。ただ住宅密集地で起きた家の傾き、復旧には時間がかかると見られています。
「建物の対角線上で大体19cmくらいですかね。20cm弱(傾いている)」

家の傾きを調べているのは、県内外で地盤調査・改良工事を行う長岡市のオムニ技研です。17日に調査を行った新潟市江南区の天野地区は、今回の地震で液状化現象など深刻な被害がありました。

住民
「駐車場のところなんですけど、元々は階段とくっついていたんですけど、液状化が地震の影響で隙間が…」
地震の被害は自宅の裏にも…

「泥と砂が一気に出てしまって家が思いっきり傾いて、現在は家の中に住めない状態ですね」