液状化の被害が大きかった新潟市西区では、ペットと一緒に過ごせる避難所が開設されています。ペットも飼い主も安心できるように、様々な工夫が施されているのです。

新潟市動物愛護センター 登坂友一所長
「こちら半個室になっていまして、ペットと飼い主が一緒に過ごしてもらえるエリア」

新潟市西区の黒埼市民会館には、飼い主とペットが同じ場所で過ごせる「ペット同伴避難所」が地震後、開設されています。ケージのそばには、飼い主用の段ボールベッドも。

新潟市動物愛護センター 登坂友一所長
「同じ空間でいられるのは、動物にとってはストレスを減らせるような形で…」

記者「飼い主にとっても嬉しいことなんですよね」

避難所で気になるプライバシーの確保は…

記者
「こちらはある程度、高さがあるパーティションが設置されていて、飼い主もペットも周りの目を気にしすぎることなく過ごすことができます」

このペット同伴避難所は新潟市西区役所が開設し、半個室の部屋を4つ設けました。開設のきっかけは「元日の地震で、犬と避難してきた人が車中泊をしている…」という情報が届いたことでした。