今月1日、最大震度7を観測したマグニチュード7.6の大地震が発生した後、また震度7が観測されたとする誤った情報を発表した経緯について気象庁は、システム上のメモリに残していた過去の震度速報が、プログラム上の不具合で再び出てしまった可能性があることを明らかにしました。
この問題は、今月1日の午後4時10分に石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の大地震が発生し、志賀町で最大震度7が観測された後、気象庁が午後11時5分にも震度7が観測されたとする誤った震度速報を発表したものです。
その理由について、きょう就任した気象庁の森隆志新長官は、「震度7を観測した情報をシステム上のメモリに残していたが、その情報が何らかの理由で、意図しない形で引用されて流れてしまった」と説明しました。
現在は、再発防止策として震度速報をシステム上のメモリに残さないようにする措置をとっているということです。
気象庁 森隆志長官
「何らかのプログラム上の不具合があると考えられます。いわゆる『バグ』ですけれど、これについてはどこに『バグ』があるのかを調査中ですので、それを確認した上で、そこの不具合を改善するというか直したいと思います」
注目の記事
和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 街頭取材では拮抗…それぞれの主張は 正しいのはどっち?メーカーに聞いてみると…

【台風情報】新たな台風23号発生「台風のたまご=熱帯低気圧」発達 沖縄・奄美から本州に影響か 3連休にも【雨と風のシミュレーション8日(水)~13日(月祝)】台風22号・23号気象庁進路予想 台風情報2025

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

謎に包まれた古代の鏡「三角縁神獣鏡」が映し出す古の出雲の姿とは? 島根大学・岩本崇准教授が濱田青陵賞受賞

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

