大谷翔平選手の背番号にちなんで毎月17日を「大谷デー」とし、おそろいのTシャツなどで勤務することで応援してきた岩手県奥州市。郷土のヒーローのドジャース移籍に伴い、シンボルカラーを「青」にすることを12月に決めましたが、「大谷デー」にある問題が立ちはだかっています。

市や商工会議所など10団体を中心に構成される大谷翔平選手ふるさと応援団は、ドジャース移籍を受けて開かれた12月23日の総会で、団体のシンボルカラーを「青」にすることを決め、「大谷デー」の継続も決めました。
ところが・・・

シンボルカラー変更後、初の大谷デーとなった17日の奥州市役所江刺総合支所です。青一色で応援するはずがTシャツはエンゼルスカラーの「赤」のままです。

(大谷翔平選手ふるさと応援団事務局 鳥海友紀さん)
「すぐに市内の店とか全て回ったが、Tシャツが販売されていない。注文はしたがなかなかものがない、非常に大谷選手の人気がすごいんだなと」

思わぬ問題が立ちはだかった大谷デー。
ふるさと応援団の事務局は引き続き職員にドジャースのTシャツの購入を呼び掛けています。

一方、新たに設けるロゴマークは3案に絞られて17日、WEBでのアンケートが始まりました。開幕までにはお披露目される予定です。

(大谷翔平選手ふるさと応援団事務局 鳥海友紀さん)
「地元奥州市民は調子が良いときも悪いときも変わらずに応援していく。ぜひドジャースで世界一を皆で夢を見られれば」

大谷フィーバーが続くふるさと奥州市。今年も地元から熱いエールを送ります。
奥州市役所は2月は17日が土曜日のため、19日を大谷デーとしておそろいのTシャツで勤務することにしています。