元日に発生した能登半島地震から日がたつにつれ、日に日に被害の大きさが明らかになっています。新潟市の西区同様、液状化による大きな被害が出ている江南区で、被害の爪痕を取材しました。

新潟市江南区の天野地区。
雪が降る中、土のうの積み込み作業が行われていました。
天野中前川原自治会 増田進会長(74)
「被災してみると、気が付いたらこうとよく言う人がいますけど、まさしくそんな感じでした」

天野中前川原自治会の増田進会長です。自宅が液状化の被害を受けました。
天野中前川原自治会 増田進会長(74)
「ちょうど砂の跡が。多いところは、あの辺りまでいっぱい(積もった)」

―当時は排水溝はまったく…
「見えないです。砂の川という感じだった」
道路は雪で隠れていますが、陥没した箇所に砂利を埋めて応急処置をしているということです。