アレルギーのあるなしに関わらずみんなで一つのテーブルを囲もうという取り組みです。16日、岩手県二戸市のこども園で食物アレルギーに配慮した給食が提供されました。
アレルギー対応給食事業「One Table Day」は、二戸市の酒造メーカーや菓子メーカーなど3社で作る「二戸フードダイバーシティ協議会」が企画したものです。
「いただきます」
16日、園児に提供された給食は小麦粉の代わりに米粉の麺が使われもちもちとした食感が特徴のナポリタンや、卵を使用しないマヨネーズが添えられたコールスローサラダなど5品です。
こちらのこども園では155人の園児のうち9人に食物アレルギーがあり、普段は別のメニューの給食を食べているということですが、16日は園児全員が一緒に同じメニューを楽しみました。
(園児)
「おいしいです。(何がおいしかった?)パスタ」
(二戸フードダイバーシティ協議会 久慈浩介会長)
「みんなが一緒のテーブルに着いてみんなで同じ釜の飯を食う、これです。これが日本の最高の言葉だと思っているので、これによってこの先の未来、みんなで一緒に食べた記憶が絶対残るから、やって本当によかったなと思います」
企画した二戸フードダイバーシティ協議会は今後も食の多様性を受け入れる地域づくりに取り組んでいくことにしています。
注目の記事
寒暖差で危険“ヒートショック”「今年は明らかに救急患者が増加」⋯風呂だけではない、自宅で起こる“3つの場所” 医師に聞く対策は?

「爆発音も聞こえる」黒煙上げる住宅に飛び込み高齢男性を救出 勇気を支えた津波の経験と“ある警察官”との運命の出会い

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界









