宮城県石巻地域で捕獲されたニホンジカの消費拡大を目的とした「ジビエ料理セミナー」が15日開かれました。飲食店の店主らが、野生のシカ肉をおいしく調理するための知識を学びました。

香ばしく焼いたシカ肉にりんごジャムを添えた「ポワレ」。そして、シカ肉と生姜にセリを加えた「しぐれ煮」。

石巻市で開かれたセミナーでは、ニホンジカの肉を使った和・洋・中の4品が用意され、飲食店の店主らおよそ70人が試食しました。調理したのは、ジビエの普及に努める長野県のシェフ、藤木徳彦さんです。藤木さんは「野生のシカやイノシシの肉はメスの方が柔らかい」と話し、肉質を見極めることをアドバイスしました。

長野県のジビエ料理シェフ 藤木徳彦さん:
「自身の店の料理に合わせてオスとメスを使い分けることがひとつの方法。客にも伝わると非常に喜ぶ」

宿泊施設の経営者:
「リンゴのジャムを添えたローストがとてもおいしかった。シカ肉の調理の体験も含めて提供していけるとおもしろい」

このセミナーは、石巻市などでつくる協議会が、牡鹿半島で数が増え、自然環境に影響を及ぼしているシカの有効活用を目指し初めて開きました。参加した人たちは、おいしいシカ肉を提供しようと、熱心に耳を傾けていました。