元検察官 飽津史隆弁護士:
「基本的な考え方は一審だろうが高裁(控訴審)だろうが、大きく変わるということはないと思う。私としては無罪にひっくり返ることはやっぱり難しいんだろうと思っています」

元検察官の飽津史隆(あくつ・ふみたか)弁護士。

控訴審のポイントは量刑=「刑の重さ」だと話します。

飽津史隆弁護士:
「第一審の判決当時、まだ示談できていなかった被害者やご遺族の方との示談が進んだということもあれば、もしかしたら禁錮3年、禁錮4年というのがもう少し下がってくるということはあるのかなとみています」

井上記者:
執行猶予付きの判決になることは?


飽津史隆弁護士:
「ないとは言えないです。ただやっぱりご遺族、被害者の怒りがかなり峻烈ですよね。一審の判決でも被告人両名の態度、『反省の情がないんじゃないか、上っ面だ』というようなことを言われてましたので、仮にそれ(両被告の反省)が深まったとしたって、いきなり実刑だったものが執行猶予付きますかと言われるとそこはなかなか考えづらい」

宮入キャスター:
飽津弁護士は、判決が大きく変わることはないと見ている、ということですね。


井上記者:
事故の前に行われていた監督官庁の監査で虚偽の報告書を提出するなど、安全管理の杜撰さが認められることから、無罪に覆ることは考えにくいということです。

控訴審の日程はまだ決まっていませんが、多くの若い命が奪われた悲惨な事故の責任を、高裁がどう判断するのか注目です。