岩手県一関市でその年の天候や農作物の作柄を「おかゆ」を使って占う伝統行事が13日夜、行われました。
これは「粥(かゆ)占い」の一種で、一関市藤沢町の西口地区に450年以上前から続くと伝えられている「御例神事(おためししんじ)」です。13日夜は子どもを含む地域の人たち約70人が参加しました。
神事を行う白澤神社で釜を使って米を炊き上げた後、地区のコミュニティーセンターに持ち帰って、いよいよ占いです。釜に一緒に入れた小さな竹筒の中に米が何粒入っているかで吉凶を判定します。
その結果、天候は平年並みで農作物は全体的に良く、特にリンゴやダイコン、豆類の出来が良いと占われました。
この地区では少子高齢化が進んでいますが、関係者は伝統が次の世代に継承され、