【実験】耐震化されていない建物はねじれるように…

(夏目キャスター)
確認すると、今度は行動が変わってくるということになります。

(大石アンカーマン)
そうですね。例えば沿岸部であれば、地震が来たら津波が来るから逃げろということになりますけれども、津波が来る前に建物が潰れてしまったら、これなくなってしまいます。そういう意味では耐震化はとっても大事なんです。では、耐震化されていないとどうなるのかご覧いただきましょう。

(大石アンカーマン)
耐震補強してある建物と、していない建物。無補強の建物はグラグラ揺れて、このように倒れてしまうわけです。どうやって倒れているかというと、ねじれるように1階の柱折れましたよね。壁が取れてこのようになるんです。

(夏目キャスター)
はい。びっくりするのが、1階部分がペチャンと潰れてしまうまでの時間が早いなと思って。揺れに驚いている間にペシャンとなってしまうんじゃないかという、非常に恐怖を感じますね。

(大石アンカーマン)
そうですね。そして中の映像で出ていましたけれども、やっぱりあの場合ですと、もうこのまま下敷きになってしまうのかなという、見てるだけで本当に恐ろしい映像です。でも実際に、能登でもこのようなことが起きていた可能性が考えられるんです。

(夏目キャスター)
築年数が古い木造家屋は確かに倒壊のリスクが高いんじゃないかと、何となく感じるんですけれども、その耐震化の問題はどういうところで判断したらいいんでしょうか。