「WBC優勝はダルビッシュ投手の存在がすごく大きい」

―― 最年長のダルビッシュ投手については

「プルペンでも試合でもキャッチャーとして球をとってみると本当にすごい球をなげる。これは間違いない。そして、WBC優勝はダルビッシュさんの存在がすごく大きかった。チームを引っ張り、コミュニケーションをとるために会話をして、メンバーが話をしていると気持ちがよくなり、元気が出てきて、代表の仲間がポジティブな気持ちになるんです。食事会決起集会もダルビッシュさんの一声で始まったし、エネルギーの塊と言う感じです」

「キャッチャーでしか分からない気持ちは多くあると思う」

「キャッチャーの中村悠平さん(ヤクルト)や大城卓三(巨人)とはキャンプ中の休みにゴルフ行ったりして楽しかった。また、村田善則バッテリーコーチとも食事をするなど、多くの時間を過ごし、いろんなアドバイスをいただきました。そして、優勝した瞬間は3人で喜びあいました。

決勝の舞台でキャッチャーをするのは半端じゃない覚悟がいると思います。悠平さんは、ただただすごかった。緊張しても腹をくくってやるしかないので、僕以上に腹をくくったのが悠平さんでしたし、本当にすごいと思います」