600年以上続く伝統のお祭り「山口祇園祭」にNYタイムズも解説

熊崎キャスター:
山口市はどういう魅力があるのか見ていきます。

山口市を代表するお祭りとして、「山口祇園祭」というものがあります。京都だけではなく、山口にも祇園祭があるんですね。室町時代から600年以上続く伝統のお祭りです。

山口というのは、そもそも1360年頃に、京の都を模して作られたということで非常に美しい町並みなんですね。

京都の祇園祭を取り入れた祭礼として、「山口祇園祭」が始まったといわれています。

鷺(サギ)に見立てた頭と羽を付けて舞う、鷺の舞が奉納されるなど、600年以上続く伝統的なお祭りだということなんです。

毎年7月頃にやっているということなので、7月頃になると、かなり観光客も増える時期だとは思うんですが、今年はもっと増える可能性がありそうですよね。

ニューヨーク・タイムズも解説しており、▼規模は小さいが京都の祇園祭に代わる祭り、▼衣装や踊りが非常に特徴的だということも伝えていました。

室町時代に作られた最も秀でた建造物「瑠璃光寺五重塔」 “令和の大改修”中も貴重か

熊崎キャスター:
続いて、国宝に指定された山口のシンボルです。
瑠璃光寺五重塔」というものです。国宝の五重塔と自然が織りなす景観が非常に美しいということです。

室町時代に作られた最も秀でた建造物(1442年建立)とも言われており、1152年に国宝に指定されています。山々や池など自然に囲まれていて、桜や梅やカエデなど、四季折々楽しめる。そして、冬に雪化粧した幻想的な景色も楽しむことができるということなんです。

ただ、「令和の大改修」の真っ最中で(2023年2月~2027年3月まで)、ある意味この改修を見られるというのも貴重なのかもしれませんが、改修後も非常に楽しみですね。

ホランキャスター:
結構先まで改修のスケジュールがあるんですね。

熊崎キャスター:
2027年3月まで、なのでまだまだかもしれないですね。