アメリカのニューヨーク・タイムズが今年行くべき旅行先として52か所を発表しました。その3番目に紹介されたのが日本の「山口市」でした。なぜ選出されたのか見ていきます。

北米→パリ→山口市 世界に並んだ背景には

熊崎風斗キャスター:
まずは順番(順位)ではなく、何番目に紹介されたかというところです。

NYタイムズが選ぶ 2024年行くべき場所
1番目 北米 皆既日食
2番目 フランス パリ
3番目 日本 山口市
※アメリカ ニューヨーク・タイムズHPより

最初に紹介されたのが、北米の皆既日食です。皆既日食が今年(2024年)4月8日に、北米全域の空で鑑賞できるというのが大きな要因だそうです。

2番目に紹介されたのがフランスのパリです。パリは、今年オリンピックが開催されるということがあって、街が生まれ変わるという理由での選出だということです。

北米、パリ、その次に紹介されたのが「山口市」でした。

山口市が3番目の紹介だった理由として、“西の京都”とも呼ばれており、当然歴史があります。そして、京都などに比べると観光客も少ないということで、ゆっくり観光できるというのも大きな要因だったということなんです。

去年は2番目に「盛岡市」が紹介された

熊崎キャスター:
ちなみに去年(2023年)、ニューヨーク・タイムズが2番目に選んでいたのが「盛岡市」でした。

去年、非常に話題になりましたが、理由としては▼東京から数時間で行ける、▼わんこそばなど食の魅力などが伝えられていました。

盛岡観光コンベンション協会 石橋浩幸 専務理事
「欧米系の外国人だけではなく、日本の観光客も増加。今でも経済効果を実感しています」

今年1年はおそらく、山口市にたくさんの観光客が訪れるのではないかという感じでしょうか。