文化庁と国立文化財機構の文化財防災センターは、能登半島地震による文化財の被害状況について現地調査を行うと発表しました。
文化庁などは、文化財の災害からの復旧について、専門的な知識を持つ文化庁の職員や文化財防災センターの職員らが、あす12日から調整が整った地域から順次、現地調査を始めていくとしています。
調査によって、被害状況を把握することで迅速で緊急的な保全活動や、損壊した建物などの撤去に伴って文化財が廃棄されたり、散逸することを防止し、今後の復旧工事への技術支援などにつなげたいとしています。
現在、文化財の被害については、富山県では76か所で確認されていて、世界遺産に登録されている富山県南砺市の越中五箇山相倉集落と南砺市相倉も含まれているということです。
このほか、▼石川県では金沢市の兼六園など19か所、▼新潟県で55か所、▼岐阜県で3か所で、文化財の被害が確認されています。
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