能登半島地震の被災地支援の動きです。
宮崎県内の自治体では、被災地への職員派遣や支援物資の発送が続けられています。

このうち、小林市は、10日、姉妹都市の関係にある石川県能登町に職員を派遣しました。

石川県能登町に派遣されたのは、小林市総務課と企画政策課の職員、あわせて3人です。

10日は市役所で出発式が行われ、宮原市長が「非常に過酷な任務になると思いますが、能登町のみなさんに寄り添った活動をして下さい」と激励しました。

職員の派遣期間は今月25日までの16日間で、能登町の災害対策本部で被害状況の記録のほか、住民への広報活動などの業務にあたることになっています。

(小林市役所総務課 中田浩彰さん)
「被災者の方々にできるだけ寄り添った活動をして、被災地の方々に安心を届けられるように、精一杯、支援活動をしていきたい」

また、10日は、小林市やJAこばやしなどが協力して2リットルの飲料水、およそ1500本の支援物資を能登町へ発送しました。

延岡市も支援物資の発送です。

延岡市が送るのは、断水時でも簡易トイレで使用できるトイレパックや消毒液などで、10日は出発式がありました。

これは、延岡市の読谷山市長が会員となっている「活力ある地方を創る首長の会」を通して、要請があったもので、石川県輪島市へと届けられます。

(延岡市 読谷山洋司市長)
「まずは、避難所での日々を暮らすということ自体に対してかなり支援が必要だということを聞き取ったところであります」

延岡市では、今後も被災地のニーズに応じた支援を継続的に行いたいとしています。