モノづくりのベースにあるのは祖父の存在
逢崎さん「おじいちゃん来たよ」
祖父・敏則さん「はい、いらっしゃい、どうぞ!」
逢崎さんはこの日、祖父のもとを訪ねました。

琉球古典音楽安冨祖流の会長を務めた、祖父・宮里敏則さんら家族の理解が、作家への道を後押ししたと言います。
逢崎遊さん
「芸術関係に寛大にいてくれたのかなっていうのが、やっぱりものを作ったり、書いたりするというものに、伸び伸びと向き合うことが出来たきっかけの一つなのかなぁととても思いましたね」

祖父 宮里敏則さん(78)
「これが初孫なんですよね。だから生まれてしばらくは、もう猫可愛がりしましたね。非常に素直で、どっちかというと朴訥な感じかな、君はあんまり飾らないしな」
「飾らずにな、数を書いて欲しいですね、正直言って。沖縄のことについても色々書いて欲しいし」
来月には、受賞作が発売予定の逢崎さん。ことし、さらなる飛躍を誓います。
逢崎遊さん
「ことしは本も出るので、なるべく2作品目、3作品目っていう感じで忘れられないような作品をしっかり出せていけたらと思っています。沖縄の作家として顔になれるような人を目指したい」